嫌われる勇気
カレンダーの並び上、本日27日が仕事納めとなりました。本年も一年大変お世話に
なり誠にありがとうございました。
社長の稲木加容子です。本日も皆さまのお目にかかれますことに感謝をしたい
と思っております。
「嫌われる勇気」たしかベストセラーになった本のタイトルだったかと思います。
今回はこの本の内容について書くわけではないのですが・・・。
人生の中で、大半が「人に嫌われないように」「いい人と思われるように」
そういうことを大切にして生きてきました。
悪く言えば「人の顔色を伺う」人生だったかと思います。
それは自分の会社に入社してからも続きました。社長になってからも続いていました。
「いい社長」になることに必死でした。
おかげさまで社員との関係は大変良好で、朝出勤すると机の上にお菓子が置かれていたり、
つい弱音を吐いたときにはケーキを買ってきてくれたり、ゆっくり疲れを癒してまた
明日から頑張ってください、と入浴剤をプレゼントしてもらったりしております。
(なんとも有難すぎて・・・本来は社長が社員の皆さんを労うはずなのに)
でもここ数年少しそこがそぎ落とされてきました。
社長が気に入られたいだなんてちゃんちゃらおかしいことだと。
会社の成長のために必要なことは(これが社員に還元されるもと)
厳しいことでも伝えていかなくてはならないのだと。
嫌われるくらいでちょうどいいのかもしれません。
性格的にそう割り切るのはやはり難しいことではありますが、
「社員に対して愛情があるのであれば」と話してくれた尊敬している
経営者の先輩が言われたことがようやく理解できてきたような気がします。
今年も一年無事走りきれたことに感謝をします。